犬の保護ボランティア日記~幸せ犬増殖計画~

まずは犬の事をちゃんと知ること!! それが 幸せ犬をぐんと増やす鍵なのであーる!

 

保護犬ってどんな犬?

『保護犬』と聞いて、みなさんはどんな犬 を思い浮かべますか?

可哀想な犬でし ょ? と思う人。

捨てられた犬でしょ? てことは噛んだりするんでしょ? と思う人。

はたまた、はて? 保護犬? 犬の種類…? と思う人。

さすがにそれは…ないか…。(笑)

 

なんとなく、かわいそう! とか、こわい! とか、どことなく、暗ーい、ジメっとした雰囲気を醸し出してしまうのが、今の日本における『保護犬』のイメージかなと思います。

年間およそ4万匹もの犬が殺処分されている我が国日本。その数を少しでも、ゼロに近づけたい。多くの犬好き人間が懸命にがんばっていて、実は私もその端くれなのですが、その目標達成のために一番必要だと私が思うこと。

それは、〝保護犬〞という犬の存在を一人でも多くの人に、〝正しく〞知ってもらうということです。

正しく知ってもらえばたぶん、保護犬を迎えてみようかな…と思う人が増えます。

そうすれば、現状では消えゆくしかない命を減らせる。

そしてそんな人が徐々に徐々に増えていって、ゆくゆくは、犬を家族に迎える手段として、保護犬という選択肢がごく自然と挙がる世の中になる。

わお。なんと素敵な未来…… !! それと、もうひとつ。保護犬の譲渡が増えるのも素晴らしいことですが実はそれだけでは、問題は解決しないんです。

 

犬を知るって大事です

そもそも、ですね?
何故保護犬が存在 するのか、というところ。それは、捨てる人がいるからです。

いくら救っても救って も、それを上回るスピードでどんどん犬を捨てられてしまっては、どうにもならない。

だから保護活動とゆうのは、命を繋ぐ活動と同時に、捨てさせないための活動もして いかないといけないのです。(忙しいなぁ保護活動って。(笑)) で……。じゃあ捨てさせないための活動って、具体的には何なのか?といいますと、これがなんとまた、知ってもらうこと! なんですねー。

今度は保護犬をじゃなくて犬をです。 人が犬を捨てる理由。

噛む、吠える、言うこときかない、などなど。(本当はもっとしょーもない理由もいっぱいありますが。) だから仕方ないじゃない!と、捨てる人は言うかもしれません。

でもこれってね、 犬がもともとそうだったわけじゃない。そうしたのは飼い主さんだし、そして今後の 飼い主さんの意識次第では、いくらだって改善できる問題がほとんどなんです。

犬を不幸にするのは犬嫌いな人間じゃな くて、〝間違った〞犬好き人間である。という言葉をどこかで聞いたとき、確かに !!! と衝撃を受けました。犬を嫌いな人はそもそも犬を飼わない。だから捨てないですからね。

子供のように可愛くても、やっぱり犬は犬。これは、忘れちゃいけないとっても大事なことであります。犬は犬。つまり犬を飼うってことは、人間と犬という異なる種類の動物が、ひとつ屋根の下で共に生活をするっつーことなんです。

そりゃーまず相手のことをちゃんと知らないと、うまくやっていけませんよねーーー。 だからね。もっと知ってほしいんです。 犬のこと。あなたとあなたのワンコが、今よりもっと、ハッピーに暮らせるように。 可愛くない! もういらない !! って捨てら れちゃう子が、いつの日か一匹もいなくなるように。

wann9

救世主 現る !?

さて。 やっとこ主題に繋がりそうかしら……? 最初にちょっと触れましたが、私は保護団 体のボランティアスタッフでして、かれこ れ約5年ほど、イヌの幸せのために活動してきました。 しかし、個人が出来ることって、悲しいかな本当にたかがしれてるんですよね……。
それでもやらなければ何も変わらないわけなので、とにかく自分に出来ることをちまちまと続けてきたわけですが、あまりの問題のデカさに、自分の無力さを感じるこ ともしばしば。

そんなとき、このフリマガと、この連載のお話をいただきました。

保護犬をもっと知ってもらって、自分のお家のワンコのことももっと知ってもらって、 保護犬も、家庭犬も、そして飼い主さんも、 みんなで幸せなイヌLIFEをおくっちゃおうよ! という想いを詰めこんだ雑誌に なると聞いています。

だから、人も犬も幸せになるフリーマガジン。 素敵じゃないですか? 保護に関わる人間としては、もう嬉しすぎて大興奮です。 どれだけ反響があるかは未知数ですが、 それでも個人のブログやSNSで叫んでい るよりよっぽど沢山の人に、声を届けるこ とができますからね。 というわけで、私はこのコーナーで、毎度保護活動に纏わるお話をします。

毎度といっても、実は継続して発行できるかはス ポンサー様が集まるかどうかにかかってい るようですが。。。(きゃーー。衝撃の現実!) もっともっとこの連載が読みたい !! いや嘘です、ごめんなさい。

少しでもイヌ達の幸せに貢献したいとい うお金持ちの皆さま。 ご協力を猛烈に、お待ち申し上げており ます。

おっと。続けたい想いが強すぎて、単な る1コーナー担当が出しゃばってしまいま した。申し訳ない……。(しかもオブラー トに包まなすぎ? (笑))で、えっとー。

話が逸れてしまいましたが……、実際に保護活動に携わっている私が、自分の話だったり、私が出会った保護犬の話だったり をすることで、みなさんにとって『保護犬』 や『保護活動』がもっと身近な存在になる ように。

ひいてはそれが、1匹でも多くの犬の幸せに繋がってゆくように……。そんな嬉しい未来を夢見て、わたくし、頑張ってまいる所存であります。だからどうかどうかどうか……。スポンサー様現れますよー に!!!!! しつこい。(笑)

村山マキ
1981年生まれ。
上智大学卒。
愛玩動物飼 養管理士2級、メディカルトリマー。
Animal Heart Re scueボランティアスタッフ。
現在元保護犬3匹+預かり犬1匹+夫とともに暮らす。ブログ「ゆるっとした 日々」も更新中。

スポンサーリンク
adsence1
adsence1
この記事をシェアする
WAN!!ピース

行き場を失った犬(保護犬)も家庭犬も どちらも同じ、愛すべき「イヌ!」であり そのどちらをも「正しく知る」ことこそが、皆が一緒に幸せになれる最善の道である。 という考えのもと まずはその「正しく知る」最初のきっかけを作りたい! という我々の想い、そして多くの賛同者様のご支援(※1) により、誕生したフリーマガジンです。 保護犬も家庭犬も、そして飼い主さんも!! みーんなが一緒にHAPPYになれる世の中を目指して・・・。 『Wan!!ピース』はこれからも、発信し続けてまいります。

website

http://www.rensa.or.jp/wanpeace/

あわせて読みたい

Translate »
Top