ダックスフンドを飼う前に知っておきたい4つのダックスフンドあるある

胴長で短足という愛くるしい見た目が特徴で、それは狩の時に穴に潜りやすいようにと作られた体型です。胸囲のサイズによりスタンダード・ミニチュア・カニンヘンと3種類に分けられます。
それでは早速ご紹介いたしましょう!
1.ヘルニアに注意!
独特の体型上、腰に負担がかかりやすく、ヘルニアになる確率が非常に高い犬種です。
悪化すると、手術(※)など高額な医療費がかかるため、腰への負担を考えた環境や配慮が必要になります。
※まずは信頼できる獣医さんを見つけることが大切。また、手術後すぐに完治するわけではなく、長期間のリハビリが必要になることも
2.穴を掘る
小動物の巣穴にもぐりこんで狩りをしていたダックスフンド。ストレス発散にもなるため、環境的に可能ならば、掘ってもよい場所を決めて、思う存分掘らしてあげましょう! 埋め戻すことも忘れずに。
3.リーダーは飼い主
犬の思うようにさせてしまうと、犬は自分が群れ(家族)のリーダーだと思い込み、警戒心の強さから気が休まらず、問題行動を起こしやすくなります。
飼い主さんがリーダーシップを示し、安心させてあげてください。
4.留守番させるためのトレーニングが必須
甘えることが大好きで、本来留守番が苦手とされるダックスフンド。
寂しさから無駄吠えを繰り返し、ご近所迷惑になることも。留守番ができるようにトレーニングをしてあげることが、お互いの幸せのために大切です。
見た目の愛くるしいさで一目惚れして飼うと決める飼い主も後を絶たないダックスフンドですが、そんなダックスフンドを飼っている方々にお話を聞いてきました。
先輩飼い主の 徳永さん に聞きました!
こたろうくん(6才・オス)
こたろうは、「吠えない」「走らない」「気が弱い」ので、思い描いていたダックスのイメージとはだいぶ異なりました。平和主義で、どんな犬や人とも仲良くなれるところは、ダックスらしいのかなと思います。また、歯がとても汚れやすく、毎日の歯磨きは欠かせません。こたろうは元保護犬で、「癲癇(てんかん)」の持病がありますが、うまく付き合いながら、毎日をいきいきと暮らしています。
先輩飼い主の 木村さん に聞きました!
ミルキーちゃん(11才・メス)
従順で育てやすいというイメージ通り、飼いやすく、人の言うことをよく理解します。一番の問題は人間だけの旅行時。幸い近くのペットホテルに預けられますが、費用がかさむため、長期旅行は覚悟が必要ですね。ミルキーは、叱られると一時シュンとなりますが、1分後には怒られたのを忘れたかのように尻尾を振っています。その楽天的な姿にこちらもつい笑ってしまいます。