行徳総合病院 新築移転でICU・HCUを備えた高機能病院に!

2015 年3月、行徳総合病院は199床から307床に増床しを図り診療科で医療レベルの強化・向床し、 湾岸エリアに新築移転。 全診療科で医療レベルの強化 ・ 向上を図り、ICU(集中治療室・HCU(高度治療室)を備えた高機能病院に進化しました!
脳卒中センター始動!
新築移転を機に脳卒中センターがスタートしました。5階病棟にはSCU(脳卒中ケアユニット)として専用病床を 112床設けています。また、バイプレーンのアンギオ(血管撮影装置)や、80列マルチスライスCT(コンピュータ断層撮影装置) など最先端検査機器を導入。CT とMRI(磁気共鳴画像装置)の 画像は、ワークステーション「ザイオステーション」で3D画像 や血管内治療のシミュレーションが行えます 。救急センターは、専従の救急医を配置することにより従来の救急室から救急総合診療科へと進化。24時間365日地域の健康を守ります。 スムーズな院内連携を構築し、 迅速かつ高機能な2.5次救急病院へとステッ プアップしています。
2階にはリハビリテーションセンター、血液浄化センター、内視鏡センターを配置。 内視鏡センターでは、 小さな傷ですむ 内視鏡外科手術を積極的に導入し、 入院期間の短縮しQQL(クオリティ ・ オブ ・ ライフ)の向上に努めています。
11階に県内最大級 (70㎡以上)の特別室を2室配置
行徳総合病院は、人間ドック・脳ドックの他に、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)・骨の健康度健診が可能な骨ドックを備えている事も特徴です。
また11階にはプライバシーに配慮した特別室を2室配置。ゆったりとしたリビングのような室内に、トイレ・浴槽・キッチンが付属。ご家族さま ・ 面会者さまもくつろげる空間になっています。
行徳総合病院の大きな特長
1.脳神経疾患医療
脳神経外科と神経内科が連動し、開頭手術のみならずカテーテル治療まで対応できるチーム医療を構築し、診断から治療まで一貫して行える体制を整備。
2.整形外科医療
脊椎・人工関節・スポーツ整形・外傷の4部門で関節鏡視下手術など専門性の高い医療を提供。早期リハビリテーションを実現する体制を構築。
3.消化器内視鏡治療
先進的なESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)など内視鏡治療に取り組み、消化器外科と連動したチーム医療を提供。地域No.1の内視鏡チームを目指す。
4.内視鏡外科手術
内視鏡外科手術を積極的に導入し、入院期間の短縮やQOLの向上に努め、患者さまに負担の少ない、安心な外科治療を提供。
行徳総合病院 医師紹介
脳卒中センター始動。低侵襲治療を推進します。
脳神経外科 脳卒中センター長
中井 完治(なかい かんじ)医師
新築移転に伴い脳卒中センターが始動。バイプレーンアンギオや80列マルチスライスCT、3D画像で治療シミュレーションが行えるザイオステーションなどの最先端機器と治療体制が整いました。当院では、脳塞栓時のt-PA治療や脳血栓時の血栓回収療法(ソリティア・ペナンブラ)、くも膜下出血時のコイル塞栓術、さらに以前は開頭術しかなかった細い動脈が破れる脳出血に対しても内視鏡下血腫除去術などの低侵襲治療を積極的に行っています。
フロア設計から携わった内視鏡センターが稼働!
消化器内科 内視鏡センター長
山本 栄篤(やまもと てるしげ)医師
新築移転に伴い、2012年より計画していた内視鏡セ ンターを創設。フロアー設計から診療・保守機器の導入にまで関わり計画的・段階的に整備を進めることができました。ドック・健診でのスクリーニングを受ける方々に、前室やリカバリースペースを十分確保できたと思います。また、患者さまの苦痛軽減のツールとして、経鼻内視鏡や鎮静下検査、炭酸ガス送気の準備が整いました。診療・治療および周辺機器の充足により多角的な高機能診療の目途がたったと思います。
千葉県共用脳卒中医療連携パスに参加しています。
脳神経外科病棟 SCU師長
佐々木 智秋(ささき ちあき)看護師
千葉県は今、615万人をカバーする脳卒中医療連携ネットワーク構築に取り組んでいます。当院も協議会に参加し、千葉県共用脳卒中医療連携パスを用いた脳卒中地域連携の推進のための情報収集および提供を行っています。その中心となるのがSCU(脳卒中ケアユ ニット)で、私も報告会に出席しています。当院は新築移転に伴い、脳卒中センターがスタートし、その役割も大きくなってきたと実感しています。
「高機能・高回転を目指してチーム医療の一院を担います」
医療福祉相談室 主任
石黒 裕子(いしぐろ ゆうこ)社会福祉士
当院は新築移転に伴いベッド数を199床から307床へと108床増床致しました。医療福祉相談室では、医師・看護師をはじめ各コメディカルと連携を取りながら、福祉の視点に立ち、患者さまがより満足していただけるような退院支援に努めております。今後も沢山の患者さまが安心して入院し、より早く退院ができるように相談援助技術を発揮し、チーム医療の一員として貢献できればと思います。
医療法人財団明理会 行徳総合病院
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千葉県市川市本行徳5525-2
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◎介護保険指定居宅介護支援事業 市川市行徳在宅介護支援センター、新行徳ロイヤル訪問看護ステーション
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